BL│約8万字│8/12完結予定
進路と寄り道をテーマに描いた中編です。カクヨムときめく小説大賞【ナツガタリ’26】応募作品
方向音痴のプログラミング部員と、自分の進路を決められない元自転車部員が、迷言を量産しながら、受験生の夏休みを犠牲にしてひた走ります。冗談みたいな台詞が、だいたい恋愛か作品の核心に着地型観光をしだす青春BLです。
埼玉・群馬・栃木の県境をまたぎながら、早坂は自分の進路を決められず、志水は現在地すら怪しい。地理上の境界と人生の分岐点がそのまま重なっています。
「お菓子食べに行くだけやのに、なんでボク群馬との関係性を問われとるん?」
各話にローカルネタがあります。二人と一緒に寄り道して迷子になってくれるとうれしいです。
運命の歯車が噛み合った途端、高速回転を始めるBLが書きたくて生まれた話です。
ガチ迷子が面白い場所を見つけ、進路迷子がそこまでの道をつなぐ。互いの欠点を戦力に変えながら、プロコン優勝へ向かうバディものでもあります。
恋は即墜ちするのに、進路はじれじれ。肝心のアプリは迷走の末に違法増築が始まります。攻め受け判定は安全のため一時停止し、その瞬間の傾きに接線を引いて観測してください。
人の進路も土地の魅力も、一つの正解で上書きしないことを大切にしました。誰かが立ち止まった場所には、その人だけの理由があります。たとえ今はもう好きでなくても、喪失を抱えてしまっても、好きだった時間まで間違いになるわけではありません。
お気に入りの迷言を見つけたら、そっとコメントで回収報告をお願いします。